三条に半藤さんという三代続く彫刻師がおられますが、戦後、
そこに弟子入りしたのが小山さんと言う方です。
戦後は混乱の中で彫刻の仕事がなかったので、三条の金物ルートで売れる墨坪をアルバイトで
作ったのが始まりで、仕事の暇々に墨坪を作られ、やがて、この龍彫りの形を創造されました。
これは、その小山さんの傑作の一つです。
大きいのに、珍しく頭から尻尾まで上杢です。
非売品です。
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